2025.05.02
こんにちは。
今年も桜の季節がやってきました。札幌市では例年よりも1週間ほど早い開花の4月23日だったようです。
桜の開花時期を予測するのに「600度の法則」なんてのがあるようです。
2月1日から毎日の最高気温を加算していき600度になると開花する、という開花予測の一つの指標だそうです。
(昔テレビ番組で夏に桜を開花させるような企画があったような、、、?)
試しに2025年2月1日以降の札幌市の気温を積算してみたところ、、、
2月Σ67.1℃、3月Σ164℃、4月1~23日までΣ296.5℃で、合算すると527.6℃。4月28日でやっとこ600℃。
・・・そんで?
という話なのですが、私はこういうことをつい調べてみたくなるタイプです。
というわけで――
「襷のいえ」3回目のスタートです。

鉄筋を組み、型枠大工さんがベースの枠を付けています。
基礎の形はアルファベットの「T」を逆さまにした形で、T字の横棒部分を「ベース」とか「底盤」と呼び、T字の縦棒部分を「布」とか「立ち上がり」と呼びます。
そのベースの型枠を取付している様子です。

ベース型枠の取り付けが完了しました。

図面通りの寸法になっているかをチェック。

かぶり厚さもチェック。
鉄筋がコンクリートに何cm覆われているか、これがかぶり厚さです。
このかぶり厚さは建築基準法施行令で定められていて、底盤部分は原則として6cm以上としなければなりません。(建築基準法施行令七十九条第1項)
写真でご覧いただけるように7cmほどありますのでバッチリ。

先ほどの写真の反対側も同様に7cmほど取れていてこちらもバッチグー。

続いて建物のコーナー部分です。コーナー部分は定着長さを確認します。
手を繋ぐよりも肩を組みあう方が強固なように、定着長さは直行する鉄筋同士の結合具合を表す長さになります。
SUDOホームの基礎では鉄筋径の40倍以上。13mmの鉄筋なので×40で520mm。
52cm以上重なり合っていることを確認しています。

基本は45cmのベース幅ですが、一部の幅は60cmになっています。
それの確認です。

鉄筋と型枠の確認をしたところでコンクリートを打設します。
象の鼻のように長いホースを持つ車でコンクリートを流し込みます。

ホースを操作する人、コンクリートを平らに均す人、鉄筋についたコンクリートを洗う人、
それぞれ役割分担しながらコンクリートを打設しています。
それでは次回に続きます。

















